株式会社H&Company(本社:東京都港区、代表取締役:佐々木 貴志)が運営する、電気設備業界専門の求人サイト『工事士.com』( https://koujishi.com/ )は、「資格手当を支給している求人割合」と「資格手当支給額の平均および割合」を調査し、レポートを公開しました。
本調査は、2021年度に『工事士.com』に掲載された求人852件を対象にしたものです。
*資格手当を支給している企業は【62.7%】であった。
*第二種電気工事士の資格手当は平均で【7,370円】、第一種電気工事士の資格手当は平均で【13,190円】で、
最高【10万円】の手当を支給しているケースもあった。
2021年度に『工事士.com』に掲載された求人852件を調査したところ、資格手当を支給している企業は534件で、
全体の【62.7%】となりました。(図1)

また、電気工事士の資格手当平均額を調査したところ、第二種電気工事士で【7,370円】、第一種電気工事士で【13,190円】であることが分かりました。(図2)
第二種電気工事士と第一種電気工事士との資格手当の差は【5,820円】でした。

それぞれの資格における手当の支給額は以下の通りです。
■第二種電気工事士■
第二種電気工事士の資格手当を調査したところ、5,000円の手当を支給している企業が最も多く、全体の【31.0%】を占めていました。
次いで10,000円の手当を支給している企業が全体の【23.8%】、3,000円の手当を支給している企業が全体の【21.8%】という結果となりました。(図3)
また、20,000円以上の手当を支給している企業が全体の【7.1%】でした。
その中で最も高い50,000円の手当を支給している企業は全体の【2.8%】であり、第二種電気工事士の資格でありながら、平均よりもかなり高い手当で求職者を受け入れている企業もあることがわかりました。

■第一種電気工事士■
第一種電気工事士の資格手当を調査したところ、10,000円の手当を支給している企業が最も多く、全体の【32.4%】を占めていました。
次いで5,000円の手当を支給している企業が全体の【22.0%】、20,000円の手当を支給している企業が全体の【12.0%】という結果となりました。(図4)
また、30,000円以上の手当を支給している企業が全体の【9.5%】でした。
その中で最も高い100,000円の手当を支給している企業は全体の【2.5%】であり、上位資格を所有している求職者を好待遇で受け入れたいという企業の想いが見て取れる結果となりました。

どちらの資格も、地域による差やばらつきはありつつも、資格手当という形で資格保有者に還元されていることが分かる調査結果となりました。
調査名 :資格手当を支給している求人割合と資格手当支給額の平均および割合
調査方法:電気設備業界専門の求人サイト『工事士.com』に掲載の求人調査
対象 :2021年4月1日~2022年3月31日に掲載の求人
対象数 :852求人